仙丈ケ岳

昨年は北岳・間ノ岳に二人で登った我々BIPだが、今年は3名(私、MAX氏、M田氏)で丈ケ岳に赴きました。(BIPとは「しふとべる」とは別グループです)
仙丈ケ岳は南アルプスの一部で、北岳の北西に位置し、山梨と長野県の県境で標高3033m有ります。日本百名山の一つでもあり、北沢峠(標高1900m付近)からスタートすれば、約4.5時間で到達出来る、初心者でも登山可能な山です。
多くの人が日帰りで登ってしまう山を、我々は山頂付近の「仙丈小屋」に宿泊することにしました。やっぱり朝日を山の上で見たかったのと、仙丈山頂付近はテント禁止なので、今回は小屋泊まりです。テントを持っていかなくて良いので、今回は楽チンです。
登山開始地点
苔生した倒木(結構好きな写真♪)
去年までは広河原まで車で行けたのですが、今年は規制がかかり奈良田からバスで行くことになりました。奈良田→広河原(1,000円)、広河原→北沢峠(荷物量込み750円)
土曜の朝9時半に北沢峠に到着、10時出発です。天気は薄曇といったところでしょうか。行きのルートは西側の大平山荘前から馬ノ背へ抜けるコースです。途中まで横に沢が流れていて、いつでも水が飲める最高なコースです。(どことなく北岳に似てますね)沢の水は澄んでいて「これぞ南アルプス天然水!」と言いたくなる清流です。所々に沢に流れ込む小さな滝も見ものですね。
沢を渡る
真ん中に見える小さい小屋が「仙丈小屋」
馬ノ背ヒュッテを通り過ぎ、尾根まで出てしまうと、小屋はもう間近になり、以外に早く着くのでびっくり。「あれ、登りはもう終了?」と言う感じです。(そう言いながらも、久しぶりの登山で足はガクガク! もう登らなくて良いんだ〜〜と言う気持ちです)
途中写真を撮ったり、昼飯を食べたりで、小屋到着は午後3時前。早く着いてもなんなんで、小屋手前の尾根で、わざわざ休憩したりして。小屋に荷物を置いたら、仙丈ケ岳登頂です。この頃には山全体を白い雲が覆っている感じで、雨は降りそうに無いけど視界は悪かったです。小屋から30分もしないうちに、仙丈ケ岳山頂、3033mです。尾根伝いの景色は見えるけど、近くに見えるはずの北岳が見えません。仕方なく小屋に帰り、夕食の準備をします。
仙丈小屋は、鉄骨三階建てで、屋根に太陽電池、広場に風力発電が沢山付いた、綺麗な小屋でした。こんな山の上なのに、近くに沢が流れ、水には困らない様子。素泊まり3500円、寝具+1000円、一泊二食付きで6500円と値段も高くありません。我々は飯ぐらい自分たちで。と思っていたので、寝具だけ借りました。(MAX氏は寝袋持参) 因みに私の夕食は、レトルトご飯に、レトルトのマーボー豆腐。このマーボー豆腐はちゃんと豆腐が初めから入っているやつです。それと季節を考慮し「キリン秋味」とチーズ。これだけ小屋の設備が良いなら、みんなで鍋でも良かったのですがね。水は沢山使えるし。
天気が悪い中登頂
夜が明ける頃。この時間好きです。
山小屋の夜は早い。夕方5時前には夕食。6時に布団をひき、7時半か8時には消灯。私も6時半過ぎに寝たらしく、8時過ぎにふと目を覚ましたときには、既に真っ暗でした。ココの小屋は利用客が少ないせいか、一人一つの布団を占有出来ました。
夜中に大雨の音で、ちょいと目が覚め、雷まで鳴っている事に気づく。明日の朝が心配・・・
朝、と言っても4時過ぎに起きて我々は朝食の準備を始めました。他に皆さんは寝ています。炊事場が有るので迷惑は掛けない所が良いですね。外に出ると、星が綺麗に出ていました。先程の雨はどうなったのか? 既に冬の星座オリオンが出ています。東の空が明るくなってきました。本日の日の出は約5時03分。小屋からは尾根が邪魔をして見えないので、朝食を急いで食べて、東側の尾根まで行きます。およそ15分。
空は晴れ渡っていて、濃厚なブルー色。今日は北岳、間ノ岳、富士山、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、遠くに金峰山まで見て取れます。その眼下に広がる雲海。遥か遠くの東京の空まで見えている様でした。
朝焼け
雲海が見えました
こんな風景を眺めていると、高い山に来たんだね〜と言う気がします。毎回この感動を、懸命に写真に収めようとするのですが、360°一杯に広がる眼下の景色は広く、微妙な濃淡と強烈な太陽の光で、中々四角い写真の中に写し取ることが出来ません。やはり登ってみて、自分の目で見た時に、分かる感動かも知れませんね。その場に居る自分に感動です。
さて、帰りのバスが北沢峠AM9:45発なので(その後も有るのですが、つながりが悪く、奈良田到着が夕方の5時近くになってしまうので)日の出撮影後直ぐに出発します。
帰りは小仙丈ケ岳を通って行くコースです。小仙丈まで来て写真を撮っていると、後ろから来たグループに「あんたら三脚忘れてない?」と教えて頂き、MAXの三脚が朝日を撮った場所に置き忘れていることが判明! まだ2回しか使っていない三脚を取りに、MAXが今来た道を急いで戻っていきます。私たちは座りながら、山の尾根を点と化したMAXを眺めながら待っていました。
30分のロスタイムを経て、急いで下山。何とかバス出発の30分前に到着。やれやれでした。
右上の赤い矢印が三脚を取りに戻った場所
その下の青い矢印が、現在のMAX氏位置
もちろんスタートは、この撮影ポイント
苔生した地面と枯れ木・葉っぱのコントラスト
今回気に入った写真2枚目
写真&コメント by べっしー

当ホームページの文・写真等は無断転載禁止です。あしからず。
なお、ここに掲載されている情報は記事を書いた当時のモノです。

コメント